2016/11/29
2016年10月13~15日 スイス チューリッヒ大学歯学部にてAdvanced course in Implant dentistryを受講し、修了しました。
チューリッヒ大学歯学部はヨーロッパにおけるCAD/CAM補綴やインプラント補綴学のリーダーシップをとる大学であり、科学的根拠に基づいた歯科治療学の情報発信源となっている大学です。
そのインプラント補綴学講座において
① インプラント埋入手術前におけるCT撮影とその画像からインプラント手術と口腔内に植立させたインプラント長期存続させるためのコンピューターデジタル診断とデジタルプランニング
② インプラント埋入手術に関わる骨誘導再生法(GBR)や 軟組織移植方法とその材料
③ 複雑な外科手術を避けるための短いインプラントや直径の細いインプラント使用の考え方
④ 審美的に重要な部位とそうでない部位におけるインプラント上の補綴物の材質を選択する上でのその根拠となる考え方
等についてヘンメル教授やそのスタッフの先生方に講義していただき、また実習にて実際、それを手にとることによって確認していきました。
2年前に続いて2回目のチューリッヒ大学での研修において、2年前とはまた異なったほんとにたくさんの、日本では得難い新しい情報を得ることができました。
やはりこの進歩のスピードは速く、ついていくのは大変です。
が、患者さんの役に立てるようさらなる研鑽をつんでいきたいと改めて考えております。