たにもと歯科

インプラント|大阪府守口市の歯医者・歯科|たにもと歯科

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インプラント
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インプラントって?

永久歯の治療には虫歯の治療、歯周病の治療、歯の神経(歯髄)の治療等がありますが、病気が進行すると、残念ながら多くの場合、最終的には歯根も含めて歯を抜くこと抜歯)になってしまいます。この場合、歯と歯根は2度と生えてくることはありません。また、交通事故などで永久歯の歯根が破折し失ってしまった場合も同じです。 このような場合に一般的に行われている治療方法は入れ歯やブリッジと呼ばれる方法です。これらの方法は歯根のない方法、つまり土台のない状態での治療となります。 これに対して、歯科用インプラント(Dental Implant)は天然歯の歯根に相当する部分で、この人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けるという治療法です。つまり天然歯の構造に近似した治療法なのです。

インプラントは純チタンでできています。

チタンは、歯肉や骨との相性が良く、また、顎の骨にしっかりと結合します。天然歯の歯根に相当するインプラントが、顎の骨にしっかり固定されることで、天然歯の歯冠(歯の部分)に相当する人工歯が、安定して装着されることになります。

インプラント治療のメリット

(1)噛む力が天然の歯の80%ほど。(違和感はほとんどありません)
(2)A奥歯が抜けてしまうとかみ合わせの崩壊が加速していきます。お口の中で強く力のかかる奥歯が一本でも抜けると他の歯にかかる力の負担がものすごく大きくなり、他の歯も喪失しやすくなるのです。インプラントは骨に埋め込まれた人工の歯なのでしっかり噛む力を支えることができます。
(3)インプラントはそれ自体で顎の骨に埋め込んでいますので(自立式ですので)両隣の歯を削って支える必要はありません。
(4)歯肉の内側から天然歯が生えているように見えますので、審美性に優れています。(ケースによっては天然歯とほとんど区別がつかないような治療が出来る場合もあります。)

留意点

(1)インプラントを顎の骨に埋め込むための手術が必要です。
(2)手術が出来ない症例もあります。
(3)インプラントは外科手術を行う必要があるため、神経麻痺や血管の損傷などの可能性があります。

治療に適する患者さま/適さない患者さま

治療に適した患者さま

インプラントを埋め込むための顎の骨が量・質ともに十分な方
手術部位の骨に病変等の異常がないこと
歯周病等の感染症がないこと
重大な全身疾患がないこと
高齢者でも健康な方であれば可能です。

治療に適さない患者さま

顎の骨の量が少ない方
顎の骨に病変のある方
疾患の程度によりますが、重度の糖尿病、高血圧、心臓疾患等に罹患し、手術が困難な方
ヘビースモーカーの方

〈注意〉その他にも治療に制限がある場合がありますので、歯科医師にご相談下さい

歯を一本失った場合

失われた部分にインプラントを1本埋め込みます。従来の治療方法は健全な両隣の歯を削るブリッジによる治療でしたが、インプラントは自立式ですので健全な歯を傷つける必要がありません。

歯を数本失った場合

従来は入れ歯を用いて治療するケースですが、インプラントを用いた治療では固定式ですので、入れ歯のように食物が挟まったり、また、時間の経過とともに入れ歯が合わなくなることもありません。

治療の流れ

(1)診査と治療計画 お口の中の健康状態を診査し、インプラント治療が可能かどうか判断します。また、患者さまのご希望を伺い、治療計画を立てます。
(2)お見積り 治療計画により、患者さまごとのお見積もりを作成します。
(3)インプラントの埋入手術 お口の周りと中を消毒します。その後、麻酔を行います。一般的に、麻酔は局所麻酔(部分的な麻酔)で行われ、また、入院の必要はありません。 一般的な症例では、手術時間は1~2時間程度ですが、広範囲にインプラントを埋め込む症例や困難な症例ではもっと時間がかかる場合もあります。手術後に個人差がありますが、手術部位が腫れたり痛みが生ずることがあります。そのような時には痛み止めのお薬を服用していただくこともあります。
(4)治療期間 手術後、インプラントと顎の骨がしっかりと結合する期間が必要となります。一般的には下顎で2ヶ月、上顎で3ヶ月程度必要となります。(ケースによりますが、治療期間が短くて済む場合もあります。)また、この間、必要に応じて仮の歯を入れることもあります。
(5)アバットメント(支台部分)の結合 治療期間の後、インプラントの上に人工の歯の支台となるための部分(アバットメント)を連結します。
(6)人工歯の装着 お口の中で歯型を採り、患者さまに合った人工歯を作製し、アバットメントの上に装着して完成です。

STRAUMANN CARES GUIDED SURGERYを導入しました

ガイデッドサージェリーって?

外科術式における精度を向上 ガイデッドサージェリー

3Dデータ(当院で撮影するCTデータ)は従来のレントゲン写真よりも多くの情報が含まれています。この情報をもとにインプラントを埋入する位置をコンピュータ上でプランニングすることで低侵襲な手術が可能となり、患者さまの負担の軽減が期待できます。

治療のステップ

(1)歯と歯肉の型取りをします。
(1)将来の歯の位置、形を考えて、ワックスで歯を作ります

歯の欠損部分に模型上で思いに合わせた歯の形を作ります。

3DデータとCT撮影した3Dデータを組み合わせます

得られたCT画像には顎の骨の状態や神経の走行位置の他、スキャンテンプレートに再現された歯の位置も写し出されています。3DデータとCT撮影した3Dデータを組み合わせます。

(6)コンピューターソフト上でインプラントのプランニング

噛み合わせや形態を考慮した歯の位置がCT画像に写っていますので、その歯の位置に合うようにインプラントを顎の骨に植えるようにコンピューターソフトでシミュレーションしていきます。同時にその手術のチェックを行います。

(6)サージカルガイドの製作

コンピューターソフトで得られた情報を元にシミュレーションしたのと同じ位置にインプラントを顎の骨に植えるための器具(サージカルガイド)を作製します。

(6)サージカルガイドを使用した手術

サージカルガイドを使用してインプラントを植えていきます。

従来の方法に比べ、サージカルガイドを用いる事で、手術前にCT撮影で得られたデータを元にインプラントを植える位置を考え、それをそのままお口の中でほぼ再現することができるようになりました。 それによって、インプラントの治療環境が向上しました。